子どもを自殺で亡くしました。 今思えば小さい頃から親の価値観を押し付けてきたことが多く、本人が何をしたいかというよりも、親がこうして欲しいという流れで人生を生きていたと思います。 親としては、それが本人の幸せにつながると思ってはいましたが、今になれば、親の浅知恵を押し付けてしまったことが、本人をどれ […]
地方に住む母親は優しくて、私たち子供をとても愛してくれていました。彼女が縊死(首つり自殺)で亡くなったことは、いまだに慚愧(心から恥ずかしい)の念にたえません。 最近は、人間一人ひとりの生き方は全て自分でシナリオを決めて生きるということを知り、私の母もきっと自分でそこで死ぬことを決めてきて、亡くなっ […]
25年前の3月初旬の日、年子の兄は中学校の卒業、高校受験を控え慌ただしかった時期でした。 私は、反抗期の最中で父とは話す事は少なく、心の中では大嫌いでした。父は毎日、お酒を飲み機嫌が悪くなると手が付けられなくなり、母が苦労しているのを見ているからです。 他界する半年前、父は目が見えなくなり、病気にな […]
自死関係者からのメッセージ 自死(自殺)は自殺者数の何倍もの自死遺族を生む。 自分自身は死んでしまえばそれで終わりかも知れないが、残された自死遺族の苦しみは、時間が解決してくれることはない。 死ぬまで続くことになるのだ。 彼との出会いは大学でした。 全然違うところで生まれ育って、年齢も性格も趣味も何 […]
女優の竹内結子さんが亡くなった。 自宅のクローゼットで首をつっているところを家族によって発見された。自殺と見られている。 私が初めてそのニュースをを知ったのは、式場に向かう車の中だった。 恐らく日本中の国民みんながそうであろうが、同僚からのメールに、目を疑わずにはいられなかった。 竹内結子さんといえ […]
映画『おくりびと』ですっかり注目を浴びた納棺師。 しかし、現実は映画の様に素晴らし世界だけとは限りません。 どんな世界にも華やかな表向き(光)の世界と、怨霊渦巻く闇(裏)の世界があります。 納棺師のもとに届いた驚愕の依頼!あなたはこの現実に耐えられますか!? プロローグ 数ある自殺の中でも、遺体の損 […]
自分の大切な家族がある日突然自らその命を絶つ。 『自死遺族』と言う存在は、自分とは関係ない、遠い存在だろうか? 大半の人間にとって、答えは『YES』だろう。 しかし、年間3万人の人間が自死によりこの世を去る日本において、誰もが自死遺族になる可能性は十分にある。 『私の旦那は、自殺したんです。首吊りで […]
自死(自殺)遺族から寄せられた、メッセージをご紹介いたします。 どのメッセージにも、綴られていたのは、激しい後悔の念。 遺された者たちの心の叫びをお聞きいただき、少しでも自ら命を絶つ人間がいなくなることを祈ってやまない。 消せないトラウマ 父が遺書を家に置いて、携帯電話も持たずに失踪しました。 家族 […]
【>自死を選んだ父親とその後の私】 私が中学生の時、私の父は橋から飛び降りて死にました。三十代の若さでした。 部活中母親から学校へ連絡があり、家へ向かう車の中でその事実を知りました。その時は何で⁉︎と受け入れられず、泣く母親の手を握ることしか出来ませんでした。 前日の夜、母親から […]
自死遺族らから寄せられた心の叫びと、募る後悔の念をお聞きください。 母の死を受け入れられなかった父 私の父が自死を選びました。50代でした。 母はその数年前に突然の病でこの世を去りました。母のことが大好きだった父。 落ち込んでいるのは見ていてわかっていました。後から知ったのですが、母の死後からずっと […]
自死遺族の叫び もう2年ほど前のことになろうか。 思えば私はその父親の声をまともに聞いたことがなかった・・・ 遡ること数日前。自宅でその父親に会った時、仏頂面の彼は腕組みをして、不機嫌そうにダイニングの椅子に座っていた。 隣の県の某施設で首を吊って自殺した息子の遺体を、母親と一緒に警察から引き取って […]
私の父は焼死しました。13年前の事です。 その日、私は自宅から車で1時間ほど離れた所へ遊びに行っていました。 「父と連絡が取れない」 お昼過ぎに母から電話がありました。 「携帯は置きっぱなしで車も自宅にあるが、姿がどこにもない」と。すぐに帰りました、帰りながら嫌な予感だけが胸の中にあったのを覚えてい […]
自死遺族の叫び もう何年も前の話である。 ひとつ若い命の灯火が、自らの手によって静かに消えて行った。 自身が籍を置く学び舎から身を投げたのは、まだ十代の若者だった。 詳しいとこは書けないが、高校を卒業し、東京の実家を離れて、ひとり海外の大学に留学していた中での惨事だった。 留学先から羽田行きの貨物機 […]
複雑な家庭環境が子供を自ら死に追いやったのか? 泣き崩れる実の親の傍らで、我関せずの表情で佇む義理の親。 里親から届いた悲劇の地獄物語。 私はボランティアで短期里親(実の親から一時的に子供を預かる)をやっております。 今から約5年程前、当時世話をしていた中学2年になるA君がいました。彼は実の母親、再 […]
納棺師の見る光と闇 映画『おくりびと』ですっかり注目を浴びた納棺師。 しかし、現実は映画の様に素晴らし世界だけとは限りません。 どんな世界にも華やかな表向き(光)の世界と、怨霊渦巻く闇(裏)の世界があります。 納棺師のもとに届いた驚愕の依頼!あなたはこの現実に耐えられますか!? プロローグ 本人は自 […]
納棺師の見る光と闇 映画『おくりびと』ですっかり注目を浴びた納棺師。 しかし、現実は映画の様に素晴らし世界だけとは限りません。 納棺師のもとに届いた驚愕の依頼!あなたはこの現実に耐えられますか!? プロローグ 最後くらいは綺麗に(死に)化粧をしてあげたい・・・ 浄土までの長旅に備えて、旅支度をしっか […]
目を背けたくなるほど、辛く悲しい現実・・・皆さんはそんなこの世の地獄を見たことはありますか? これは6年ほど前に担当した葬儀での話。 主人公は30代後半の女性とその子供達。 その女性は10代前半で家庭が崩壊。父親はアル中、母親は育児放棄。最後は親に捨てられ、小さな施設に預けられます。 その後幸せな家 […]
自分の子供に限ってまさか自殺などするはずが・・・ 息子の縊死を投稿したのには訳があります。 この世に、不要と思う生命なら とっくに世に羽ばたけないと。なのに、自ら断つ、断とうとするなんて許したく有りません。 もし、自死を考えて 思い悩んでおられる方、どうか一度 相談の窓口ヘ、そして脱皮して欲しいので […]
プロローグ 誰しも人生には大小はあれど、様々な挫折があります。 しかし、あなたなこれほど大きな挫折をしかも二度も経験して、それでもなお前を向いて生きていけるでしょうか? 納棺師の体験談 私は「おくりびと」をしています。 去年、 23歳の男性が水死体で発見されて、納棺しました。 高さ80メートルの有名 […]
2月の未だ寒い曰でした。 彼は、まだ26歳 親姉弟を残し 一人で全てを背追ったのか 「ごめんなさい」を連られられた遺書を残し逝ってしまいました。 彼の会社の上司から「・・君は無断欠勤しない子なのに出社してないので お母様から連絡とってみ て下さい。」が いつもと違う母の動悸の様な妙な胸騒ぎを覚えまし […]