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【納棺師の裏話】《閲覧注意》幼い子どもを残して焼身自殺した夫婦の話

納棺師の見る光と闇

映画『おくりびと』ですっかり注目を浴びた納棺師。

しかし、現実は映画の様に素晴らし世界だけとは限りません。

納棺師のもとに届いた驚愕の依頼!あなたはこの現実に耐えられますか!?

プロローグ

最後くらいは綺麗に(死に)化粧をしてあげたい・・・

浄土までの長旅に備えて、旅支度をしっかりとしてあげたい・・・

納棺師(湯灌師)が向き合う現実は、そんな心温まる場面とは限りません。むしろこの世の地獄絵図という場合が多く存在します。

そんな納棺師からが語ってくれた世界をご紹介。

納棺師の体験談

私が湯灌師(納棺師)だった頃に立ち会った、幼い子供2人を残して焼身自殺をした夫婦の話です。

依頼のあった葬儀社のホールに安置された夫婦の遺体は、見事というほど全身焼け焦げていました。

両腕はボクシングのファイティングポーズのような形で固まり、黒く焼けただれた顔は、死の直前の苦しみをそのまま残したような表情で宙を睨んでおり、思わず手にしていたシーツをかけて隠してしまいました。

必死に正気を取り戻し、改めてシーツを剥がします。

さっそく2人のご遺体の修復に取り掛かったのですが、腐敗で変色したわけではないその顔は、専用の化粧等の道具を用いても、家族に見せられる状態には修復できませんでした。

担当者と相談をした結果、今回は棺の窓枠に遺影写真と同じ写真を貼り付けて、対面させることになりました。

とはいえ全身の筋肉が萎縮して、腕がファイテンぐポーズのまま曲がらない状態だったご遺体は、納棺してフタを閉めても若干フタが浮いてしまう状態に。。。

何とかごまかしつつ棺を二つ並べ、家族と入れ違いに私は部屋を出て、ドアのそばで対面する家族を見守ることにしました。

担当者に促されて、ご家族が安置室に入ってきました。

横並びに2つ置かれた棺の間に、まだ小学生の女の子と男の子が2人、ちょこんと座り込み、その後ろで亡くなった女性の母親らしき人が、棺に覆いかぶさったまま泣き叫んでいました。

小さな男の子は、棺の窓に貼られた写真を指差し、

「ねえ、どうしてお母さんの写真があるの?」と大人に繰り返し尋ね、女の子は、2つの棺を何も言わずに交互に眺めていました。

この時のあまりにも切ないやりとりは、私の経験の中でも、特に印象深いものになりました。

子どもを巻き込んで一家心中しなかったことが不幸中の幸いと言いたいところですが、残された子供にとっては、まさに行くも地獄、帰るも地獄ですよね。。。

辛いですね・・・

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