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【納棺師の裏話】《閲覧注意》痛みを感じないこと(先天性無痛無汗症)を苦にして自殺した若者は、最期まで痛みを感じなかったのか?

納棺師の見る光と闇

映画『おくりびと』ですっかり注目を浴びた納棺師。

しかし、現実は映画の様に素晴らし世界だけとは限りません。

どんな世界にも華やかな表向き(光)の世界と、怨霊渦巻く闇(裏)の世界があります。

納棺師のもとに届いた驚愕の依頼!あなたはこの現実に耐えられますか!?

プロローグ

人口密集地で活動する納棺師にとって自殺の現場に呼ばれることは、決して珍しいことではありません。

ほとんどの場合、程度の差はあれ、良い状態の遺体などある訳がないのですが、慣れた納棺師ですら時には度肝を抜かれる状態の遺体があります。

納棺師の体験談

納棺の部署にいたときに体験した話です。

葬儀を担当する葬儀屋から「若い男性の自殺遺体の引き取りが発生したので、一緒に警察に遺体を引き取りに行って欲しい」との依頼がありました。

そこで早速指定された警察署へ向かいました。

到着してすぐにご遺体の安置された部屋へ通されましたが、部屋に入るとすぐに血液の充満した臭いがしました。「これは飛び降り自殺か?」と思い、取りあえず気合を入れて遺体が包まれていたシーツを剥ぎました。

初見で顔を見たところ、穏やかな表情だったのでほっとしたのも束の間。すぐになぜ私が呼ばれたのかがわかりました。

亡くなったその男性は、神経の異常か何かで、痛みを一切感じることができない病気だったそうで、そのことを苦に、鎌や鍬を使って首や手首を切って亡くなっていました。

利き腕とは反対側の手首は、骨が見え、かろうじて皮膚でつながっているような状態でしたが、それでも死に切れなかったようで、もう片方の手首や首筋を何度も切りつけた様子で、首や手首がおおよそ人と思えないような角度で曲がっていました。

頭にも胸の辺りにも何度も刃物を突きつけた後があり、あまりの壮絶な状態に、さすがの私も言葉がありませんでした。

悲しいかな、自殺者に立ち会うこと自体は珍しくはないので、あまり引きずることはなかった私。

それでもあれから数年もたった今でも、処置のために持ち上げた手が、今にも引きちぎれそうになった時のひやっとした感触と、何ともいえない気味の悪さを忘れることはできません。

こっちは聞いているだけで痛くなりますがねぇ。。。

注射も歯医者も怖くない!夏の汗ジミも気にしない!

一見するとお得感がいっぱいのような病気ですが、本人にとっては辛かったんでしょうね。

「人と同じ」が一番ありがたい。そんなところではないでしょうか。

遺された自死遺族の慟哭

自分の命をどうしようが自由。

そんなことを言う人達がいる。

しかし、後には遺される人がいる。

あなたは死んで、逃げてしまえば一番楽かも知れない。

でも、その死を背負って死よりも苦しい地獄を、何十年も生きていかなければならない人がいるかも知れない。

その事実は絶対に無視してはいけない!

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