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【自死(自殺)遺族からの手紙】《弟へ。気づけなくてごめんね…》遺族の自責と後悔のメッセージ

自死遺族からのメッセージ

自死(自殺)は自殺者数の何倍もの自死遺族を生む。

自分自身は死んでしまえばそれで終わりかも知れないが、残された自死遺族の苦しみは、時間が解決してくれることはない。

死ぬまで続くことになるのだ。

自死(自殺)遺族から寄せられた、メッセージをご紹介いたします。

どのメッセージにも、綴られていたのは、激しい後悔の念。

遺された者たちの心の叫びをお聞きいただき、少しでも自ら命を絶つ人間がいなくなることを祈ってやまない。

消せないトラウマ

父が遺書を家に置いて、携帯電話も持たずに失踪しました。

家族総出で探したところ、近くの川の土手で父を発見しました。木にロープをくくりつけて、首を吊っていました。

まさか家族の自殺の第一発見者になると思いませんでした。

元々は明るい性格だったのですが、知人との金銭トラブルがあってからは情緒不安定なようでした。

家族でもっと支えてあげればよかったと後悔しています。あの光景は忘れたくても忘れられません。

兄は自殺して幸せだったのかもしれない

私が27歳の時、兄が自殺で亡くなりました。20代でした。

当時私は実家から2時間ぐらいの都市で一人暮らしをしていましたが、兄は実家暮らしであり、その当時も定職につかず家でニート生活をしていました。いわゆる子供部屋おじさんの状態だったのです。

兄はこれを思い悩んだのか自殺してしまいました。兄が自殺したことにすごくショックを受けましたし、何かしてやれることはなかったのかと後悔しています。

しかしながらその一方で、少し安堵している自分もあったのです。というのは私は当時の兄の気持ちが少しわかります。

自殺に対しては否定的ですが、やむを得ないという事情もあったのだと思います。

仕事を探しても見つからないという当時の状況から見て、自殺したくなるのも致し方ないと思うのであります。

父は死ぬだろうと知っていた

父が死ぬのは心のどこかで分かっていました。それなのに、自殺を止められなかった当時の私のことは今でも許せません。

自死時の年齢は40代。母と別居し、仕事も上手くいかなくなった父。たまに会う時間を設けても、以前の頼もしい背中はなく・・・

人は誰かに頼りにされないと、生きている力がなくなるんだと実感しました。

あの時私が「お父さんは私にとって大切だ!」と心から伝えていれば、今でも父は生きていたかもしれません。

自殺した日は、私や母の仕事が休みの日。最後の最後まで人に迷惑をかけないように、気を使っていたんだと思うと、胸が苦しくなります。

『弟へ。気づけなくてごめんね。』

3年程前のことになります。

私はもうすでに実家を出て、東京で一人暮らし。弟はちょうど大学受験を控えていました。

「センター試験とかで東京行くときは泊めてね!」などと電話で調子よく笑っていたのが最期に聞いた声になりました。

試験の前日に部屋で首を吊っていたそうです。10代の若さでした。

東京へ行くために準備したカバンの上に手紙が。

「早く死んでごめんなさい。ごめんなさい。」と書かれていたそうです。

受験が苦しかったのかもしれない。誰も気づけなくてごめんなさい。

もっと実家に帰って話を聞いてあげればよかった。

親に話せなくても姉弟なら話せたのかもしれない。

理由のない苦しさを抱えていたのかもしれない。

もうわかることのない「かもしれない」がずっと頭をめぐりました。

いや、今も、「もしかしたら」「かもしれない」たらればばかりが頭をめぐります。

後悔してもしきれない思い

私のおばさんは2年前に自殺しました。

元々、アルコール中毒でお酒を飲む毎日でしたので、心配はしていたのですが、うつ病を持っていたのであまり強くは注意できませんでした。

ある日、母親から泣きながら電話が来ておばさんが首をつっていると聞きました。すぐさま病院に行きましたがもうすでに手遅れでした。

私は小さい頃、よくおばさんに可愛がってもらっていたので、当時の思い出が頭を離れません。

何かの悩みがあるなら、もっと話を聞いてあげればよかったと後悔の毎日です。

遺された自死遺族の慟哭

自分の命をどうしようが自由。

そんなことを言う人達がいる。

しかし、後には遺される人がいる。

あなたは死んで、逃げてしまえば一番楽かも知れない。

でも、その死を背負って死よりも苦しい地獄を、何十年も生きていかなければならない人がいるかも知れない。

その事実は絶対に無視してはいけない!

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