【私の人工中絶体験経験記】
この世に生まれてくる命がある。
あの世へと帰っていく命がある。
自らの手で断たれる命がある。
生きたくても生きられない命がある。
この世の命の不思議・・・
20歳。社会人として働き始めて数カ月、妊娠している事がわかりました。
相手は7歳上。働いてはいましたが、貯金もない彼氏。
私はお金の事やこれからの生活の事など、何も考えずに、ただ出産する気でいましたが、両親は猛反対。
「社会に出たばかりで働く大変さ、子どもを養う大変さもわからないのに、産んでどうするんだ!子どもを不幸にするだけ。産むならもう家に帰ってくるな!」と言われました。
悩みに悩んだ末、中絶し、その後彼氏とも別れることに。
しばらくは中絶してしまった事をとても後悔していました。 なぜあの時、その決断をしたのか。でももし出産していたとしたら、自分も子どもも、とても大変な辛い思いをしていたかもしれない。 この道を選んで良かったんだ。 そう思うことで、罪悪感から逃げたい自分がいました。
今でも、あの時産んであげられていたら、今は○歳だなぁ…なんて考える事も時々あります。 自分がした選択が良かったか悪かったかなんて、いくら考えてもわかりません。
でもいま思うのは、そういう軽はずみな行動をし、犠牲にした命があるからこそ、今いる自分の子どもは、もっと大切にしたいということです。
【妊娠10週前後】
どんな綺麗ごとを口にしようとも、中絶とは一種の殺人に他ならない。
その決断は、多くの場合大きな傷となって、当人達を苦しめる。
決して軽はずみな気持ちで踏み外して良い領域ではないということを、肝に銘じておかねばならない。
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苦しい胸の内を誰かに聞いてもらいたい。表に出すことで少しでも楽になれるのなら・・・
『あなただけじゃないのよ』同じ苦しみを持っている人に、そんな声をかけてあげたい。少しでも楽にさせてあげられるなら・・・
そんな貴方の【声】をお聞かせください。
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