【私の流産/死産体験経験記】
この世に生まれてくる命がある。
あの世へと帰っていく命がある。
自らの手で断たれる命がある。
生きたくても生きられない命がある。
この世の命の不思議・・・
忘れもしない、待望の二人目が出来たときのことです。
妊娠初期から度々の出血はあったのですが、検診では順調と言われたので、安静を心がけつつ、家族全員で赤ちゃんの成長を毎月楽しみにしていました。
しかし妊娠4ヶ月を過ぎた頃から、赤ちゃんは元気に成長している様子は見れるものの、出血の回数が増えだしました。すぐに流産を予防する薬を処方してもらい、先生からは絶対安静を言い渡されました。
まだ幼かった娘もいたのでずっと休むわけにはいかなかったけど、なんとか周りの助けを得ながら、妊娠5ヶ月目の安定期に入り、出血も徐々に治ってきたある日。
少しだけお腹が痛くなって、嫌な予感がしたんです。
なぜかトイレじゃなくてシャワーに行った方がいいと思いました。そしてシャワールームに入ると同時に、少しの出血とともにお腹から、袋に入った小さな赤ちゃんが流れ出てきました。
元気に生まれてこれなかった赤ちゃんとすぐに病院に行き、感染症の心配があるので、お腹の中を確認してもらい(綺麗に流れたようで何も残ってませんでした)、その日のうちに家に帰ることができました。
ショックが大きくて、何が起こっているのかよくわからないまま帰宅したのですが…
家に帰って空っぽになったお腹を触ったら急に、(もういなくなってしまったんだな)と実感が湧いてきて、しばらく立ち直れませんでした。
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苦しい胸の内を誰かに聞いてもらいたい。表に出すことで少しでも楽になれるのなら・・・
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