【お葬式(葬儀)川柳】笑いあり、涙あり!十七文字の別れ歌 《想葬の歌 其の弐》

葬儀/葬式川柳

大切なあの人へのこの想い、、、十七文字の歌に乗せて・・・

NO.31~60

数刻で 灰になりにし 君いづこ
☆解説

自分にとって大切な人が、たった数時間で誰かもわからない灰になって、対面する悲しい情景を詠みました。

歳重ね 友との再会 葬儀場
☆解説

懐かしいと再開するのは大抵誰誰かの葬儀の場。お葬式が同窓会の様になってしまいました。

大往生 曾孫玄孫 揃い踏み
☆解説

ここまで命のバトンが繋がれば、本人も思い残すことはないでしょう。

終活の 遺影撮影 若作り
☆解説

いつまでたっても、女は女。一番いい時の顔を覚えていてもらいたいですよね。

久しぶり 「小さくなったね」 ありがとう
☆解説

今年、祖母(母方)が亡くなりました。棺桶を開け数年ぶりに対面しましたが、とても小さく感じました。

色々ありましたが、(ありがとう)という気持ちがこみ上げてきました。

葬式が 何かを知らず はしゃぐ子ら
☆解説

走り回るのに丁度よい広い式場に久しぶりに会う同世代の従兄弟。仕方ないことですね(苦笑)

目一杯 小(子)さき棺に 愛詰めて
☆解説

病を患っていたお子さんのご葬儀で、皆さんがぬいぐるみや折り紙、花を入れていく様子が、さみしくないよと【愛】と、残された側の【哀】を詰め込むように見えたので。

小さき(こさき)は子先き(子供が先に逝ってしまった)の掛詞です。

戒名の 長さに比例 札の束
☆解説

祖父が亡くなった際に、あらかじめ用意されていた戒名があまりに長く、また後々祖母からものすごい金額がかかったと、聞かされたことを思い出しました。

悲しみは 片付いてから やって来る
☆解説

母を見送った経験がありますが、当事者にはこなさねばならないことが多過ぎて、悲しんでいる余裕はありません。

全て片付いてほっと一息ついた所で、急に悲しみがこみ上げてきました。

正解が いつも分からぬ 御焼香
☆解説

何度葬儀に参加しても、いまだに御焼香の正解がわかりません。

形見分け 孫に残った 紅サンゴ
☆解説

いつの間に形見分けしたのか、祖母の高価な宝飾品は親族どもが持って行ったと聞きました。孫の私に残ったのは、紅色のサンゴのブローチ。大切にします。

結婚式 以来の主役 棺桶で
☆解説

長年連れ添った伴侶の葬儀。

人生で人に注目されるイベントは、結婚式の後は葬式だけという皮肉を表現しました。

燃えるよに 恋した夫 燃えて消ゆ
☆解説

燃えるような恋をした夫は亡くなり、火葬されて骨になりました。

悪行が 送る言葉で 発覚し
☆解説

生前しっかり隠していた秘密が、葬式の場ではじめて露見してしまった。

当人は悪気は無いのだが、思い出話をしていて、ついうっかりというところ。死人に口無し、弁明も出来ません。

亡き人を 悼む胸知り 聞けぬまま
☆解説

亡くなった人について、あれこれ聞いたけれど、故人を悼む悲しい表情を見て何も聞けずにいました。

足痺れ 死人を前に 足が死に
☆解説

葬式で長いお経だと足が痺れてしまい、死人を思いやる心よりも、(いつ終わるのか?)しか考えられなくなりますよね・・・

久方の 帰郷は父の 火葬の日
☆解説

親の死に目に会えませんでした。

香典も スマホかざして キャッシュレス
☆解説

古き風習も、時代の流れに沿って変化していくのでしょうか。

さようなら 皆で見送る 次の世へ
☆解説

人の死やお葬式は悲しいものだが、ある人の人生が終わり、幸せな思い出を胸に旅立つ日でもあると思っている。

生まれ変わりがあるならば、次の世(人生)に向けたスタート地点でもある。これを門出と捉え、見送る式があっても良いんじゃないかと思う。

葬儀中 眠りにつくよ 私もね
☆解説

故人は【永遠の眠り】、私は【お昼寝】といったところですが。

手を合わせ そっとつぶやく ありかとう
☆解説

会社の上司の告別式。よく怒られましたが、面倒みていただきました。出棺時にそっとつぶやいた瞬間を川柳にしてみました。

母の式 顔も知らぬが 共に泣く
☆解説

母親の葬式にて、顔も知らない親戚や母親の友人と一緒に泣いている。

ありがとう 言えぬ寂しさ 身にしみる
☆解説

言いたいことが言えない寂しさ…

思い出が 優しく響く オルゴール
☆解説

祖母の葬儀の際、彼女が大切にしていた女学校時代の卒業プレゼントのオルゴールを鳴らしていました。参拝者も懐かしがっていました。

今もなお 心に残る あの笑顔
☆解説

大切な人は逝ってしまったが、今でも毎日あの笑顔を思い出す。

頑張ったね 俺も頑張る 父送る
☆解説

癌との闘病の末に逝った父。その頑張りに負けないよう、自分自身も頑張って生きていこうと決心した、葬儀での父との心の中の会話を詠みました。

怒ってもらえぬ 寂しさを 分からぬ人たち
☆解説

近くにいるうちは気が付かない。大切なものは失ってみて初めて気付くものだ。

四十超え 母逝きし敏 近づきて…
☆解説

45歳でがんで亡くなった母。この年代ならではの変化、家族への思いなど、自分も近い年齢になって初めて共感できることがあるなと感じます。

花々に 埋もれて祖父母は 旅立てり
☆解説

大好きなお花に囲まれて、大好きな祖父母は旅立っていしました。

チャペル葬 慣れない賛美歌 口パクで
☆解説

キリスト教形式のお葬式に参列する機会は滅多になく、賛美歌についても馴染みがないため、口パクで誤魔化してしまいます。

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