葬儀/葬式川柳
NO.31~60
自分にとって大切な人が、たった数時間で誰かもわからない灰になって、対面する悲しい情景を詠みました。
懐かしいと再開するのは大抵誰誰かの葬儀の場。お葬式が同窓会の様になってしまいました。
ここまで命のバトンが繋がれば、本人も思い残すことはないでしょう。
いつまでたっても、女は女。一番いい時の顔を覚えていてもらいたいですよね。
今年、祖母(母方)が亡くなりました。棺桶を開け数年ぶりに対面しましたが、とても小さく感じました。
色々ありましたが、(ありがとう)という気持ちがこみ上げてきました。
走り回るのに丁度よい広い式場に久しぶりに会う同世代の従兄弟。仕方ないことですね(苦笑)
病を患っていたお子さんのご葬儀で、皆さんがぬいぐるみや折り紙、花を入れていく様子が、さみしくないよと【愛】と、残された側の【哀】を詰め込むように見えたので。
小さき(こさき)は子先き(子供が先に逝ってしまった)の掛詞です。
祖父が亡くなった際に、あらかじめ用意されていた戒名があまりに長く、また後々祖母からものすごい金額がかかったと、聞かされたことを思い出しました。
母を見送った経験がありますが、当事者にはこなさねばならないことが多過ぎて、悲しんでいる余裕はありません。
全て片付いてほっと一息ついた所で、急に悲しみがこみ上げてきました。
何度葬儀に参加しても、いまだに御焼香の正解がわかりません。
いつの間に形見分けしたのか、祖母の高価な宝飾品は親族どもが持って行ったと聞きました。孫の私に残ったのは、紅色のサンゴのブローチ。大切にします。
長年連れ添った伴侶の葬儀。
人生で人に注目されるイベントは、結婚式の後は葬式だけという皮肉を表現しました。
燃えるような恋をした夫は亡くなり、火葬されて骨になりました。
生前しっかり隠していた秘密が、葬式の場ではじめて露見してしまった。
当人は悪気は無いのだが、思い出話をしていて、ついうっかりというところ。死人に口無し、弁明も出来ません。
亡くなった人について、あれこれ聞いたけれど、故人を悼む悲しい表情を見て何も聞けずにいました。
葬式で長いお経だと足が痺れてしまい、死人を思いやる心よりも、(いつ終わるのか?)しか考えられなくなりますよね・・・
親の死に目に会えませんでした。
古き風習も、時代の流れに沿って変化していくのでしょうか。
人の死やお葬式は悲しいものだが、ある人の人生が終わり、幸せな思い出を胸に旅立つ日でもあると思っている。
生まれ変わりがあるならば、次の世(人生)に向けたスタート地点でもある。これを門出と捉え、見送る式があっても良いんじゃないかと思う。
故人は【永遠の眠り】、私は【お昼寝】といったところですが。
会社の上司の告別式。よく怒られましたが、面倒みていただきました。出棺時にそっとつぶやいた瞬間を川柳にしてみました。
母親の葬式にて、顔も知らない親戚や母親の友人と一緒に泣いている。
言いたいことが言えない寂しさ…
祖母の葬儀の際、彼女が大切にしていた女学校時代の卒業プレゼントのオルゴールを鳴らしていました。参拝者も懐かしがっていました。
大切な人は逝ってしまったが、今でも毎日あの笑顔を思い出す。
癌との闘病の末に逝った父。その頑張りに負けないよう、自分自身も頑張って生きていこうと決心した、葬儀での父との心の中の会話を詠みました。
近くにいるうちは気が付かない。大切なものは失ってみて初めて気付くものだ。
45歳でがんで亡くなった母。この年代ならではの変化、家族への思いなど、自分も近い年齢になって初めて共感できることがあるなと感じます。
大好きなお花に囲まれて、大好きな祖父母は旅立っていしました。
キリスト教形式のお葬式に参列する機会は滅多になく、賛美歌についても馴染みがないため、口パクで誤魔化してしまいます。
大切なあの人への想いを、十七文字の言葉に乗せて・・・是非貴方の心の声を詩に乗せて、お聞かせください。入力項目は下記を参照ください。※【お名前】ニックネーム※【タイトル】葬儀川柳※【お問い合わせ】心情・補足[…]
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【色すなわちこれ空なり】