歴代かっこ悪い!五輪公式ロゴランキング
コロナウイルスの影響で延期となった2020年東京オリンピック。
競技場のデザイン問題にエンブレム(ロゴ)デザイン問題と、いろいろあったのに、最後は開催まで延期されたことは記憶に新しい。
特にエンブレムの盗作疑惑は酷かった・・・
すったもんだした挙句、市松模様に落ち着いたようですが、個人的には中途半端なデザインになるくらいなら、シンプルな市松模様で落ち着いたことは好意的に受け止めている。
しかし、五輪の歴代エンブレムを見ると、結構ひどいデザインのものが多いんですよね・・・
その国のトップクラスのデザイナーがデザインしているはずな、そのデザイン力大丈夫!?
※素人の個人的な見解ですので、さらっと読み流してください。
夏季オリンピック
★ローマオリンピック(1960年)★
マクマルクス???
「MCMLX」とは、ローマ数字で1960年のことらしいです。
わかりづれーし・・・
それにしても全体的に絵面が怖ぇーよ。
平和の祭典なんですから、もっと穏やかにいきましょうよ。
★ソウルオリンピック(1988年)★
開催都市 | 韓国・ソウル |
参加国・地域数 | 159 |
参加人数 | 8,465人 |
競技種目数 | 23競技237種目 |
個人的にどうしても巨大な「オウムガイ」か「アンモナイト」にしか見えない・・・
★ロンドンオリンピック(2012年)★
開催都市 | イギリス・ロンドン |
参加国・地域数 | 204 |
参加人数 | 10,931人 |
競技種目数 | 26競技302種目 |
エヴァンゲリオンあたりに出てきそうな、ちょい悪ロボット風フォルムのエンブレム。本国を中心に大批判を浴びたことは、記憶に新しい。
★モントリオールオリンピック(1976年)★
開催都市 | カナダ・モントリオール |
参加国・地域数 | 92 |
参加人数 | 6,028人 |
競技種目数 | 21競技195種目 |
ザ・シンプル!
メリケンサックみたいですね。
★ベルリンオリンピック(1936年)★
え!?ベルマーク!?
ベルマークがいつからあるのかは知らんけどね・・・
★メキシコシティオリンピック(1968年)★
「狂気」すら感じるメキシコ五輪のエンブレム。
小学生が退屈な授業時間をフルに使って作った、迷路の大作みたいなエンブレムは、見ているだけで目が回りそう。
そういえば昔ジャポニカ学習帳の裏に、こんなのが書いてあったような。。。
冬季オリンピック
★バンクーバーオリンピック(2010年)★
オリンピックぽいっちゃあ、ぽいんですが・・・
個人的にどうしても「天空の城ラピュタ」に出てくる、ロボット兵に見えてしまうんですよね・・・
「バルス!!!」
★レークプラシッドオリンピック(1980年)★
ん?
どうした?
どうした?
天下のアメリカ様のデザインとは思えないほど、洗練さに欠けるような。。。
やっちまった感半端無い!?
★平昌オリンピック(2018年)★
素材は色のついたマッチ棒かドミノ?
Pyeong Chang2018の文字と五輪マークが無かったら、幼稚園児の絵の様だと、どこぞのデザイナー様が酷評していましたが・・・
賛成!
★インスブルックオリンピック(1976年)★
(1976年)
(1964年)
これは酷い!
何が酷いって、これ1964年のインスブルックオリンピックのロゴの焼き直しやん!しかもレベルダウンした焼き直しとは・・・
いくらデンバー(アメリカ)での開催が住民の反対により中止になって、急遽開催となったとはいえ、もうちょっと何かかったやろに・・・
どうせ焼き直すなら、せめて前回よりレベルアップしたモノを出してほしいよね。
※見解はあくまでも個人的な意見です。
【五輪公式ロゴ】オリンピックで前大会と同じエンブレムが使われた大会
多くの国にとって、オリンピックを誘致するのは至難の業だが、世界を代表する大国の場合、複数回にわたりオリンピックが開催される例は珍しくない。
東京もそのそのひとつ。
そんな中、五輪公式エンブレムについては、佐野氏考案の2020年東京オリンピックのエンブレム(ロゴ)が、正式に白紙撤回になっり、再度選考が行われた。
こうした事態を受けて、椎名林檎さんややくみつるさんを中心に、故・亀倉雄策さんがデザインした1964年の東京五輪公式エンブレムの再登場に、期待する声があがっていた。
「明快で荘厳。あれを超えるデザインはない。2度目の五輪開催都市として、先人への尊崇の念を持ち、理念を継承していくことが大切」
やくみつる (朝日新聞電子版)
「斯くなる上は、亀倉雄策氏による1964年ロゴを再利用するのはいけないのでしょうか。年号は変更が必要ですけれど。『東京・二度目の余裕』を見せていただきたい、などと思ってしまいます」
椎名林檎 (公式ツイッター)
確かにかっこいい。
流石に若干の古臭さは否めないが、シンプルな中にも力強さがあり、昇りゆく太陽の如く経済成長を続ける日本のたくましさを、微妙な色のグラデーションだけで表現した秀逸さは、今見ても純粋にかっこいいと思える。
夏季五輪大会の複数開催都市
では、過去に同じエンブレムを使用した開催都市はあったのだろうか?
近代オリンピックが開催されるようになってから、同一都市で夏季・冬季オリンピックが開催されたのは7都市。
アテネ
- 第1回(1896年)
- 第28回(2004)
ロンドン
- 第4回(1908年)
- 第14回(1948年)
- 第30回(2012年)
ロサンゼルス
- 第10回(1932年)
- 第23回(1984年)
パリ
- 第2回(1900年)
- 第8回(1924年)
サンモリッツ
- 第2回(1928年)
- 第5回(1948年)
レークプラシッド
- 第3回(1932年)
- 第13回(1980年)
インスブルック
- 第9回(1964年)
- 第12回(1976年)
過去の実績
当然と言えば当然だが、どの大会も同じエンブレムを使用した前例は無い。また、招致用のエンブレムを、その後公式エンブレムへと昇格させた前例も無い。
だが過去に一度だけ、同じようなロゴを使ったオリンピックがある。
それがインスブルックだ。
第9回(1964年)冬季オリンピック公式エンブレム
第12回(1976年)冬季オリンピック公式エンブレム
実は1976年の冬季オリンピックは、アメリカのデンバーで開催されることが決まっていた。
しかし、環境破壊を憂慮した住民が反対運動を展開。
結果、開催資格返上となり、1973年2月に急遽物理的に開催可能な状況などを考慮して、インスブルックに変更となった経緯がある。
その為、公式エンブレムをいちから作る余裕が無かったのだろう。
五輪の色を黒に統一する、字のフォントを変える等の小幅な変更で対応したものと思われる。
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