- 2015年12月31日
今年も多くの命を見送りました-葬儀屋の一年は葬儀に始まり、葬儀に終わる
今年も終わり。 振り返れば1月2日の通夜に始まり、12月31日の告別式を以って、仕事納めとなった。 葬儀屋の1年は、文字通り、葬儀に始まり葬儀に終わる。 アイキャッチ画像は年末、葬儀屋の風物詩。 【段ボールタワー】 うずたかく積まれた段ボールは、最近使った柩の梱包材。 柩の数は見送った人々の数。 い […]
今年も終わり。 振り返れば1月2日の通夜に始まり、12月31日の告別式を以って、仕事納めとなった。 葬儀屋の1年は、文字通り、葬儀に始まり葬儀に終わる。 アイキャッチ画像は年末、葬儀屋の風物詩。 【段ボールタワー】 うずたかく積まれた段ボールは、最近使った柩の梱包材。 柩の数は見送った人々の数。 い […]
【事実は小説より奇なり】ということわざがあるが、世の中ドラマみたいなこともあるものだ。 先日帰りの電車の中で急病人発生。椅子に座っていた酔っ払いの男性が、急に泡を吹いて前に倒れたんです。 車内は一瞬騒然となったが、すぐさま横の若者が携帯で110番。 ラッシュ時で電車がノロノロ運転だったこともあり、電 […]
『思いやりの日本人』 日本人は真面目で他人を思いやることの出来る、心優しき民族だ。 最近日本に観光でやってきた中国人などから、自国民との民度の違いに感激した!という記事をよく目にする。 そんな日本人の素晴らしい国民性を感じられたひとコマ。 この数日間、立て続けに入った葬儀のこなす為、通常なら2~3人 […]
『セヴォル号』沈没事故 2014年4月に起きた韓国の旅客船セヴォル号沈没事故。 多くの高校生を中心に304人が亡くなった惨事への対応を巡って、殺人罪で起訴されていたイ・ジュンソク(70)元船長に、2015年11月大法院(最高裁)は無期懲役の判決を言い渡した。 乗員乗客を船に置き去りにして、自分達だけ […]
【読み方と意味】師走とは? 12月の別名といえば忙しすぎて、普段はゆったりとしている僧侶(師匠)も走る程忙しいところから【師走】。 読み方は師走(しわす)。 ところで本当に12月は、僧侶も走るんでしょうか? 走りますよ! ほらあそこにも… (○゚ε゚○)プププー 坊主が走っている。 […]
葬儀屋が語る「大切なこと」 誰の死も痛ましいことだが、若い人の葬儀はやはり格別に辛いものだ。 私がまだ駆け出しのころ、18歳の青年の葬儀を担当させていただいたことがある。 式までに少し時間があったので、担当したご導師にひとつ教えを請うた。 それは・・・ 深い悲しみを前にしたご遺族を目の前にして、我々 […]
海外生活ならではの、日本ではあり得ない話を聞かせてほしいとのリクエストをいただいたのでひとつ。 エジプト人の性格はよく言えば大らか。悪く言えば適当だ。 エジプト留学時代、私はホームステイではなく、家族向けのアパートメント(日本ではマンションの部類に入るかも知れない)を借りて住んでいた。 これはあその […]
深刻化するいじめ問題 いじめが深刻な社会問題となっている現代社会。 様々な対応が講じられているが、残念ながらいじめによる悲惨な事件は後を絶たない。 そんな中、中学時代の友人から仲間内のSNSに、一枚の写真付きの投稿があった。 その友人は小学校時代にひどいいじめに遭っていた。 その友人とは今でも仲の良 […]
人生にとってとても大切なこと 埼玉県内にある老人ホームで、ひとりの老婦人のお別れ会がしめやかに行われていた。 入居者や施設の職員が代わる代わるお棺に近寄り、「有難う」と声を掛ける。 その光景に改めて彼女がこの施設で、いかに愛されていたかを思い知らされる。 私はふと窓の外を見ながら、彼女との出会いを思 […]
啓展の民 争いを続ける世界の二本の軸。西洋ユダヤ・キリスト教社会と、中東イスラム教社会。 ではイスラム教から見たユダヤ・キリスト教とはどんなものだったのだろうか? 違いと共通点をイスラム教の開祖ムハンマドに直接聞いてみた。 イスラム対談 私 本日はお忙しい中、お時間を頂戴いたしまして、有 […]