世界一高い人型像ランキング(像高+台座)
世界最大最高の人型建造物(大仏・仏像・立像・神像・人物像・・・)その驚異的な高さ、大きさを徹底比較(台座含む)。
人類が作り出した巨神兵達。動き出したことろを想像すると、夜の眠れない!?
第1位
★統一の像★
建設場所 | インド・グジャラート州 |
モチーフ | ヴァッラブバーイー・パテール |
像高 | 182m |
台座高 | 58m |
総高 | 240m |
★像概要
インドの初代首相ジャワハルラール・ネルーの下、副首相や内務大臣として、インドパキスタン分離独立運動などで活躍し、インド建国の父の1人と言われるヴァッラブバーイー・パテールをかたどった像。
メインの像だけで200億円超の費用がかかっており、高さは台座を含めた自由の女神の2倍以上に達する。
セメントコンクリートと鉄筋・鉄骨でコア部分を作成し、外殻は銅板や同被覆材で覆われている。
第2位
★魯山大仏(ろざんだいぶつ)★
建設場所 | 中国河南省魯山県 |
モチーフ | 大日如来立像 |
像高 | 128m |
台座高 | 80m |
総高 | 208m |
★像概要
真言密教の教主大日如来の立像。蓮華座と台座を合わせた総高では世界一の高さを誇る。西新宿の野村ビルや住友ビル、ザ・パークハウス 西新宿タワー60などの高層ビル群とほぼ同じ高さ。ちょっとした家族なら食卓のテーブルは爪一枚で十!?
1,100パーツからなる銅の鋳物で、総重量は推定1,000トン。内部は僧院となっている。


第3位
★九華山地蔵菩薩像★
建設場所 | 中国・安徽省・九華山 |
モチーフ | 地蔵菩薩立像 |
像高 | 99m(蓮華座は23m) |
台座高 | 56m |
総高 | 155m |
★像概要
中国の4大仏教山であり、重要な景勝地である九華山に建てられた世界最大の地蔵菩薩像。野外に建てられた世界最大のチベット仏像としても有名。
1,100トンの銅に35キロの金をメッキとして使用し、55億円以上の制作費をかけて建設された。人間など鼻息だけで吹き飛ばされてしまうだろう。

第4位
★南山海上観音聖像★
建設場所 | 中国・海南島南岸・三亜市 |
モチーフ | 観音菩薩立像 |
像高 | 108m |
台座高 | 27m |
総高 | 135m |
★像概要
この像は3体の像が背中を合わせるように作られている。よって正面は三面あることになる。意思疎通を上手にやらないと、うまく動けない!?
観音像としては世界最高の高さを誇る。


第5位
★レイチュンセッチャー大仏★
建設場所 | ミャンマー・モンユワ近郊 |
モチーフ | 釈迦立像 |
像高 | 116m |
台座高 | 13.5m |
総高 | 129.5m |
★像概要
仏教の開祖お釈迦様の立像と涅槃像の2体の仏像からなる。立像の高さは116mで、台座を含めない神仏像としては世界最高。
ちなみに涅槃仏で有名なワット・ポーのお釈迦様は46m。文字通り足元にも及ばない!?


第6位
★牛久阿弥陀大佛★
建設場所 | 日本・茨城県・牛久市 |
モチーフ | 阿弥陀如来立像 |
像高 | 100m |
台座高 | 20m |
総高 | 120m |
★像概要
浄土真宗東本願寺によって建立された、同宗派の本尊阿弥陀如来立像。通称『牛久大仏』。総重量は4,000トン
地上高世界最大のブロンズ製人型建造物(仏像)として、ギネスブックにも登録されており、その大きさは、掌に奈良の大仏が乗ってしまうほど巨大である。
あの手で猪木バリに闘魂注入されたら、阿弥陀様の下に召されること必至!?


第7位
★炎帝・黄帝像★
建設場所 | 中国・河南省・鄭州市 |
モチーフ | 古代中国(神話時代)の帝王 |
像高 | 106m |
台座高 | 300m |
総高 | 106m |
★像概要
古代中国の神話に登場する伝説の8人の帝王「三皇五帝(さんこうごてい)」のうち、医薬と農業の神である「炎帝」と、中華民国の始祖と言われる「黄帝」をかたどった像。目の横幅3m、鼻の高さ8mを誇る。
ちなみにアメリカの4人の大統領をかたどった、かの有名なマウントラッシュモアは18mの胸像。流石中国四千年の歴史、スケールが違う。
「~あるヨ!」ってホントに言う中国人には未だかつて出会ったことはないが、この嘘みたいな建造物には、中国に行けば実際に会える!


第8位
★祖国記念碑★
建設場所 | ウクライナ・キーウ |
モチーフ | ロディーナ・マット |
像高 | 62m |
台座高 | 40m |
総高 | 102m |
★像概要
正式名称は『Mother Motherland, Kiev(祖国の母「キーウ」)』
クライナの歴史博物館(第二次世界大戦史)である「大祖国戦争博物館」の一部として建立された。博物館の記念ホールには、11,600名以上の兵士の名前が刻まれた大理石の銘板が飾られており、死者の霊を慰めている。
通称「祖国の記念碑(The Motherland monument)」、或いは「ローヂナ・マーチ【英語ではロディーナ・マット(Rodina-Mat)】」「と呼ばれているステンレス製の像で、総重量は560トン。
右手に長さ16m、重さ9トンの剣、左手にソ連のエンブレムが付いた楯(13m×8m)をかかげている。これぞまさに「鉄の女」、「肝っ玉母ちゃん」!


第9位
★仙台大観音★
建設場所 | 日本・宮城県・仙台市 |
モチーフ | 観音菩薩立像 |
像高 | 92m |
台座高 | 8m |
総高 | 100m |
★像概要
正式名称は仙台天道白衣大観音(せんだいてんどうびゃくえだいかんのん)
仙台市の市制100周年にちなみ、高さは100mとなっている。
両手に携える如意宝珠は直径3m、重さ34t、水瓶の口の直径は2m、長さ8m、水を入れた場合の容量は実に67t。
脇に見える13階建のマンションが、小さく見える・・・

第10位
★ウェイシャンの千手千眼観音★
建設場所 | 中国・湖南省・長沙市 |
モチーフ | 観音菩薩立像 |
像高 | 99m |
総高 | 99m |
★像概要
青銅製の胴体に金メッキ加工を施した千手千眼観音像。自治会・地元企業・宗教団体の協力により260億元をかけて制作された。
ちなみに凄まじいスピードで人々を救済している為に、我々人間の目には手が複数あるように見えるが、実は二本しかない。
第11位
★ピョートル大帝像★
建設場所 | ロシア・モスクワ |
モチーフ | ピョートル大帝 |
像高 | 98m |
総高 | 98m |
★像概要
ピョートル大帝が設立したロシア海軍設立300周年を記念して建立された。ステンレスや銅などの合金製で、総重量は1,000トン。
残念ながらこのモニュメント自体は非常に評判が悪く、「世界で最も醜い建造物」のひとつにも選出されたこともあり、本格的に撤去を求める活動が行われた過去を持つ。


第12位
★自由の女神★
建設場所 | アメリカ・ニューヨーク |
モチーフ | マリアンヌ(自由の女神) |
像高 | 46.05m |
台座高 | 47m |
総高 | 93.05m |
★像概要
言わずと知れたアメリカのシンボル。アメリカ独立100周年を記念して、フランス人の募金により贈呈された。
銅製で総重量は225トン。知名度こそ世界随一だが、他の巨人像に比べれば、像自体はそれほど大きいものではないことが分かる。


第13位
★The Great Buddha of Thailand(グレートブッダ)★
建設場所 | タイ・アントン県 |
モチーフ | 釈迦坐像 |
像高 | 92m |
台座高 | 63m |
総高 | 92m |
★像概要
「大仏(ビッグブッダ)」・「タイの大仏」などの名称でも知られる仏像で、タイのプミポン国王を祝うために建造された。
セメント製の胴体に金が塗られている。
手の形からするとそっち系にも見えなくもないが、TOP10内唯一の坐像であり、仮に立ち上がったとすれば誰にも止める術はない!?


第14位
★霊山大仏★
建設場所 | 中国・江蘇省・無錫市 |
モチーフ | 釈迦立像 |
像高 | 79m |
台座高 | 9m |
総高 | 88m |
★像概要
1,560枚の銅板を溶接して作られており、仏像自体の重さは700トン。銅板の面積はサッカーコート1.5個分になる
敷地には様々な仏像が配置されており、お寺というより「仏のテーマパーク」。

第15位
★北海道大観音★
建設場所 | 日本・北海道 |
モチーフ | 観音菩薩立像 |
総高 | 88m |
★像概要
寺社仏閣をモチーフとした宿泊施設が完備された『芦別レジャーランド』の目玉として建立された
内部には多数の如来・菩薩・神将などが安置されており、頭頂部には展望台が設置されている。観音像の眼前にはインドのタージマハルを模した庭園が広がる。
施設は所有者が次々に変わった後、現在は宗教法人に譲渡され、観光のみならず信仰の場として活用されている。


第16位
★母なる祖国像★
建設場所 | ロシア・ヴォルゴグラード |
モチーフ | 女性 |
像高 | 85m |
台座高 | 2m |
総高 | 87m |
★像概要
英語の正式名称は『The Motherland Calls』だが、『The Motherland(祖国)』、『Homeland-Mother(母なる祖国)』、『Homeland-Mother Is Calling』などと呼ばれることもある。
第二次世界大戦における激戦のひとつ、スターリングラードの攻防戦を記念して建設された。サモトラケノニケをモチーフにしていると言われている。
深さ16のコンクリート基礎の上に建設されているが、近年地下水の影響により転倒する危険性が浮上し、改修工事を行ったが、現在もなお自重のみで立っている!
総重量は8,000tを超えており、かざした剣だけでも14tの重さがある。

第17位
★関羽像★
建設場所 | 中国・山西省・運城市・解州鎮・常平村 |
モチーフ | 関羽雲長 |
像高 | 61m |
横幅 | 19m |
総高 | 80m |
★像概要
三国志時代の名将関羽をかたどった像。61年の人生と郷里(常平村)で過ごした19年にちなんだ高さとなっている。
500トン以上の銅と2,000トン以上の鋼材が使用されている。これぞまさにリアル巨神兵!


第18位
★西樵山南海観音★
建設場所 | 中国・広東省・佛山市・南海観音文化苑 |
モチーフ | 観音菩薩座像 |
像高 | 62m |
台座高 | 15m |
総高 | 77m |
★像概要
世界一高いの観音坐像。紫銅製。
66枚の花弁からなる蓮華座の中には、千体以上の観音像が奉納された観音堂がある。


第19位
★慈山寺青銅観音聖像★
建設場所 | 中国・香港 |
モチーフ | 観音菩薩立像 |
像高 | 70m |
台座高 | 6m |
総高 | 76m |
★像概要
Tsz Shan Monastery (慈山寺)にあるブロンズ製の観音菩薩。

第20位
★天恩彌勒佛院 彌勒佛★
建立場所 | 台湾・新竹県 |
モチーフ | 56.7m |
像高 | 弥勒菩薩立像 |
台座高 | 台座15.3m |
総高 | 総高72m |
★像概要
弥勒菩薩信仰の新興宗教施設内に立つ世界最大の青銅弥勒菩薩像。
日本で弥勒菩薩と言えば広隆寺や中宮寺にある細面の半跏思惟像が有名だが、もはやこの形は大黒様や恵比寿様にしか見えない!?


★世界平和大観音★
建設場所 | 日本・淡路島 |
モチーフ | 観音菩薩立像 |
像高 | 80m |
台座高 | 20m |
総高 | 100m |
★像概要
オクウチグループの創業者、奥内豊吉が観光スポットにすべく、私財を投じて建立。しかし会社の経営が傾き、創業者とその妻が死去すると、廃墟となった。
現在では一部で倒壊が始まっており、住民や行政とのトラブルが絶えない。
首部分に取り付けられた展望台の形から「むち打ち観音」の異名を持つ。いろんな意味で痛々しい・・・
尚、2020年3月より相続人不在により、国の所有物となっている。崩壊が始まっているため、2020年度中に周辺の施設、2022年度中には像そのものの撤去が決まっている。この目で拝見できるのもあと僅か!?
※2021年6月から国費8億8千万円を投入しての解体工事が始まっており、2023年2月頃には更地となる予定。


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