痛風に良い食事/食生活
痛風の予防・症状改善に効果のある食事・食べ物。
痛風は、経済的余裕のある中高年が患う『ぜいたく病』のイメージがありますよね。
しかし現在はごく普通の生活をしている20代~30代男性の発症者が急増しています。発症年齢のピークは30代だとか・・・
一体その原因はどこにあるのでしょうか?
私の周りの坊主(僧侶)なんて、痛風と糖尿病のオンパレードですが、「私には関係ない」と思っているそこのあなた!危険ですよ。
実際に最近、私の周りでも痛風を発症する同年代の知人が続出してます。
痛風はもはやオジサンだけの病気ではありません!
若年化が進んだ理由を知り、痛風予備軍にならないための食生活を始めましょう。
痛風の若年齢化の原因
それでは一体なぜ痛風の若年化が進んでいるのでしょうか?
若い世代の男性が痛風を発症するのは、食生活の乱れが大きな原因です。
食うや食わずの時代は今は昔。好きな食べ物だけの食事&ビールや発泡酒が毎日の習慣になっている独身世代は注意しましょう。自炊をせず外食を好むタイプであればなおさらです。
若い男性が好む食事は、旨みたっぷりの肉類や魚介類が中心のものが多いはず。
昼食にラーメンやカレー、肉系の丼物を食べていませんか?
お寿司は回転寿司なら安上がりだし味も悪くありません。冬は鍋物が美味しいですよね。シメの雑炊や麺類はたまりません!これらは、全て痛風予備軍を作り上げる食べ物ばかりです。
【美味いものは脂肪と糖でできている】
そのとおり!!!
また、メディアで話題のB級グルメ系にはプリン体がどっさり!若者ウケの良い食べ物ほど、痛風予備軍を育てる食材がたっぷり入っています。
名前はB級でも、プリン体の量はA級です!
若い男性は、知らず知らずのうちに?かどうかは分かりませんが、大量のプリン体を摂取していることが多く、痛風予備軍になりやすいのです。
痛風予備軍にならない為の食生活
痛風にならないための画期的な【秘策】などというものはありません。痛風になりたくなければ食生活を見直すしかありません。
肝に銘じておかなければならないことは、痛風は一度発症すると、一生体調管理しなければならないということです。
若いうちから尿酸値の管理なんて最悪です!だったら、すぐにでも食生活を改善していきましょう。
独身ならば、とりあえず自炊から始めること。私の友人にも自炊率ほぼゼロ%という人間がいますが、まったく感心できません。肉類中心の外食を止めて野菜中心の自炊にするだけでもプリン体の摂取量を大幅に減らせます。
海藻やキノコ類をたっぷり使ったヘルシーな食事に切り替え、食後のデザートはフルーツ系に。そうすると、尿酸が溶けやすい血液に近づきやすくなります。
自炊が難しいなら、野菜中心の外食やお弁当を選んでください。
風呂上りのビールは1杯だけにするなど、アルコール飲料の摂取量も減らしていきましょう。
勿論極端な菜食主義もおススメはできません。若い男性には栄養価の高い肉類や魚類も必要なので、極端に減らす必要はありません。
バランスの良い食生活を心がけていれば、自然に尿酸がたまりにくい体質になります。
既婚者であれば、奥さんに食事の管理を任せてみるのもひとつの方法です。好物だけではなく、ヘルシーな野菜中心の食事を取り入れるように頼んでみてください。
女性の身体や子供の発育にも良い影響を与えるので、受け入れてもらえることが多いはずです。
世の中ホントに上手く(美味く)はいかないものですね。
美しいものにはトゲがある、美味いものにはプリン体がある!
美味い話と食事にはご用心を!
お後がよろしいようなので、今日はこの辺でm(_ _)m