【とんでもない葬儀の話】
数年前に体験した世にも奇妙で、心温まる温?バレンタインデーの思い出をひとつ。
祭壇前に飾られた棺の中には沢山の食べ物が並べられていた。どうやら故人(80代男性)はお菓子が大好きだったらしい。
特に好物だったと聞いていた物を棺から出し、供物用の小さなテーブルの上に乗せて棺の横にに飾る。こうしておけば会葬者が「そいうえば(故人は)こんなの好きだったもんね~」って話で盛り上げることが出来る。
我ながらナイス!
故人のお気に入りだった団子とせんべいを中心に、その他駄菓子の盛り合わせ的な見栄えの良い物をテーブルの上に並べる。
さて、後はご遺族を待つのみと。
しばらくしてご遺族登場。

大のおじいちゃん子だったという故人の孫娘(小学3年生)が勢いよく差し出したのは、大量のお菓子の詰まったビニール袋だった。
正直(もう十分じゃね!?)って思ったけど、そんなこと言えるはずもない。
取りあえず笑顔で受け取って、早速供物用の小テーブルに飾り付ける。
なかなかのボリューム!ってかもう「てんこ盛り」ですよ。。。
それを見た母親(故人の長女で喪主)が一言。


さすが小学生。気になるところはカロリーよりも虫歯なのね・・・
メタボのおっさんとは着眼点が違う・・・






食えるかー!!!
あんたら、俺がこっそり棺から出して供物用テーブルの上に飾り直したから、すっかり忘れてんだろうけど、それ元々あんたら数日前の納棺の時に、
棺にふち込んだやつDeathから~!!!
今回紹介する商品はこちら!
クッキー詰め合わセット!
お棺の中でご遺体と一緒に丸三日熟成させておりますので、
美味さが違う!
香りが違う!
気合いが違う!
ダーーーンク!

シュート!!!
マイケルジョーダンバリの勢いでで、棺の中にぶち込んでやりましたよ!
私は食べられませんでしたが、私の分まで故人様が美味しくお召し上がりくださることでしょう。
故人様に心よりの哀悼の意を表して
合掌