撲滅!ノーモアハラスメントの時代へ
世の中ではセクハラ、モラハラ、パワハラ、ヤメハラなどあらゆるハラスメントが問題視されるようになってきました。
やっとそういう時代になってきたんですね。
更に世の中の人に広く、ハラスメントの本質について知ってほしいところです。
インターネットニュースや雑誌などで取り上げられるハラスメントの例は、極端なものや、これはちょっと違うんじゃないか?というものが多くあります。
そこまでわかりやすいものでなくても、世の中のあらゆるところに、ハラスメントは蔓延っているんです。
ハラスメントの本質は行為ではなく精神性
そもそもハラスメントとは日本語で嫌がらせ、いじめの意味です。
いじめもそうですが、他人の領域を侵害することに価値を感じたり、他人を傷つけて喜びを感じる人間が、多数存在するんですよ。
セクハラは女性に嫌な思いをさせて悦に入る・・・
パワハラは弱者の弱みにつけこんで征服欲を満たす・・・
モラハラは日常的に歪んだ感覚を持つ者の歪んだ言動・・・
ヤメハラは単に退職者へ不満をぶつけているだけです。
ハラスメントを行う人間は、無自覚に行っているのだと思われます。
ハラスメントをしてもいいという価値観で育ってきたのですね。
だから、セクハラをしても『少しくらいいいじゃないか、減るものじゃないし』
などと言うわけです。
ハラスメントはどの程度だったら許されるか、という観点で語られるべきではありません。
程度に関係なく許されない行為なのです。
そして、嗜虐性や他罰的な姿勢を持っている人間は、自然にハラスメントを行ってしまうのですよ。
被害者は加害者を何の条件もなしに許せるのか
精神の自由という問題がありますので、ハラスメントを行う精神を持つ者を殲滅しようとまでは言いませんが、どれほどの行為を行っているのかを、知らしめてやるべきだとは思います。
ハラスメントを行う人間は、女性や部下や子供など立場が下の者に対する振る舞いは、どんなものでも肯定されると思っているのでしょうか?
まだまだ日本には、力の弱い者は何をされても仕方がないという風潮が、残っているように思えて仕方ありません。
ハラスメントを行う人間は、さらに力の強い者によって、同じことをされればいいのではないでしょうか?
少なくとも、若いときに無駄にパワハラによって苦しめられ、自分が悪いと思い込んできた僕のような者はそう思います。
僕はどんなに偉くなっても、過去に苦しめられたことは忘れませんし、もし目下の者がハラスメントを行うような人間だった場合は、思いっきり冷遇します。
他人を傷つけるものは、タダで済まされるべきではありませんよ。
この考え、結局は同じことをしようとしてるだけじゃないかと思われますか?
許しによってしか平和は訪れないと思われますか?
法的に裁かれないのなら、何をしてもOKというわけではない
ハラスメントは良くないことだという弱者側の声が、拡大されてきたのは好ましい傾向だと思います。
世の中全体が、マイノリティの声に耳を傾けるようになってきて、弱者ばかりが優遇される世の中と批判する者の声が聞こえてきそうですが、それにつきあう必要はありません。
確かにマイノリティを一般化させる上で、行き過ぎに注意する必要はありますが、まだまだ多種多様のハラスメントで苦しめられている人が多い時代ですよ。
ハラスメントを行う人に知らしめないと、ハラスメントは無くなりませんからね。
あ、100%自分が悪いミスをして注意されたのに、パワハラだと言うのは違いますよ?
これからは、本物と偽物の違いも見分けられる時代になってきますからね。
言った者勝ちで筋違いのことを言っていると、痛い目を見ますよ、とだけは言っておきます。
私自身は全く正しい人間でもないですし、人間性が優れているわけでもありませんが、他人の領域にずけずけと入り込んで、力を振りかざすようなことはしたくないし、されたくないと思います。
相手の同意もなしに、力で相手に嫌な思いをさせることは、100%悪でしょう。
こういうことをする人がいない世界に、なってほしいと私は思うのです。
最後に、ハラスメントを行う人へ
世の中の仕組みは法律にのっとって作られます。
では合法の範囲内ならば何をしてもOKなのか?
これがOKで許されているのが現状ですね。
では法律で裁かれない範囲内で人を傷つける人は、逆に同じく合法の範囲内で、徹底的に嫌な思いをさせられてもいいのですね?
良くないでしょう?この世の中、迂闊な行動をしては、返り討ちにあってしまいますよ。
今や人道に外れた行動をしていると、炎上してしまう世の中ですし、その恐ろしさはよくわかっていますね?
録音、録画、ネットで拡散など若い世代にとっては当たり前なのですが、ハラスメントにやられる側は、そういった準備をしていることも少なくないですからね。
あんまり無防備に自分勝手を通していると痛い目見ますよ?
教育の世界に身を置く【メンタル系教育研究者】
幼少期は明朗快活で好奇心旺盛な男の子だったが、中学受験で勉強し過ぎて、健全な人格形成の機会を逃した、典型的な燃え尽き症候群。
毒親育ちにありがちな『遊びたい』が口癖で、際限なく自由さを求める特徴がある。
現在も家族問題に起因する様々な恐怖症の影響が残っており、日々思考を重ねて改善を試みながら生きている。
家族のことや心の問題など、生きている中で悩んでいる問題に立ち向かうパワーを与えることが記事執筆の目的。
書く内容は一般論をベースとはしません。筆者である私の考えをもとに理論立てていきますので、読者さんには筆者がどういう人間であるかを推察しながら、そこに存在する普遍的な真理を掴みとっていただければと思います。
また教育関連の記事については、自身の経験から、偏差値だけで考えたり、詰め込み式で勉強をすると受験に失敗するという見方を示すことが多いです。
勉強については一番近道は、我流を捨てて素直に学ぶことです。