第一回 サルでもわかる般若心経-「色不異空」「空不異色」-

猿でもわかる般若心経

 

『(仏説摩訶)般若波羅蜜多心経』(ぶっせつまかはんにゃはらみったしんぎょう)』

 

僅か278文字(本文は262文字)の中に、仏教の真髄を説くとされる『(仏説摩訶)般若波羅蜜多心経』(ぶっせつまかはんにゃはらみったしんぎょう)。

 

通称『般若心経』

 

経典の中に含まれる非常に重要なセンテンスを読み解くことで、『般若心経』の言わんとすることを学ぶ。

 

◆テーマ
  • 「色不異空」「空不異色」

 

般若心経

 

色不異空

「色即是空」と基本的に同じ意味。

 

(色は空に異ならず)
 

この世の森羅万象は常に移ろいゆくものであり、真の性質や実態は無い。

 
加えてそれを受け取る対象によっても、捉え方は様々だ。
 
 
「まだこんなにある。」「もうこれしかない。」
 
「好きだ」「嫌いだ」
 
「暑い」「寒い」
 
誰にとっても普遍的な実体というものはなく、確固たる物事だと思われるものさえ全てが「空」である。
 

空不異色

「空即是色」と基本的に同じ意味。

 

(空は色に異ならず)
 
この世の森羅万象には、絶対的、普遍的な実体はないが、その一瞬一瞬に、様々な物事と関わりを持ちの一瞬限定の色、即ちひとつの事象として現れる。
 
 
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