おすすめ!北欧童話とムーミンの世界
北欧はフィンランドをイメージした公園と言えば、同じ飯能市にある【ムーミンバレーパーク・メッツァビレッジ】が有名ですが、如何せん入場料が少々お高めなのが玉に瑕。
もっと気軽にムーミン(北欧童話)の世界を楽しみたいなら、入場無料の【トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園】がおすすめです。
ムーミンの著作権管理会社である、ムーミンキャラクターズ社公認の公園です。
きのこの家(ムーミン屋敷)
施設概要
【トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園】のランドマーク的存在の建物。通称【ムーミン屋敷】。
現在はコロナの影響で、中に入ることが出来ないのが残念です。
入口に張り出されたパネル写真でしか、中をうかがい知ることは出来ませんが、とても楽しそうですね。
一日も早くコロナが終息して、子供たちが中で遊べるようになったら良いですね。
ギャラリー
こども劇場
施設概要
コロナ渦において、唯一中に入れる建物。
中はチャペルの様になっていて、北欧の温かみのある建物内部を見学することが出来ます。
ギャラリー
森の家
施設概要
二階建ての北欧の家。ムーミンの作者であるトーベ・ヤンソンに関する資料や、ムーミン関連の絵本/書籍などが展示されています。
残念ながらこちらもコロナにより閉鎖中で、扉に貼られたパネルでしか、内部をうかがい知ることは出来ません。
ギャラリー
水浴び小屋
施設概要
【トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園】の、もうひとつのランドマーク的存在の建物。
残念ながらこちらも閉鎖中。中には松ぼっくりなどで作られた、可愛らしい人形が二体飾られていました。
ギャラリー
ギャラリーカフェ
施設概要
機構の穏やかな季節には是非、外のウッドチェアに座ってティーを頂きたくなること間違いなしのカフェ。
フードメニューは少なめで、お値段は少々お高め。
メニュー
その他主な施設
他にもいくつかのモニュメントが点在しています。
たきび小屋
見晴らし橋
デッキウォーク
樹上の家
休憩/お手洗い/補足情報
トイレ
こども劇場内にはトイレも完備。
景観に合わせた非常に綺麗なトイレで、数も結構あります。
授乳はもちろん、おむつ交換用のベビーベッド台もあり、小さなお子様連れでも安心してご利用いただけます。
ちなみにこども劇場前には、ベビーカー置き場も完備されています。
休憩場所
カフェなどの建物の他にも、野外にテントが張られた休憩所が2か所程度あります。
天気の良い日は、レジャーシートなどを持ち出しても良いですし、空いていれば休憩所を使って、お弁当にピクニック気分を楽しむのも良いでしょう。
駐車場
最寄駅からは徒歩20分と少々遠いですが、入り口前には広めの駐車場(無料)も完備されているので、車でのアクセスは良いと言えるでしょう。
ヒンメリ
アスレチックの左下に、紐でぶら下がった水晶型の飾りが見えますか?
この飾りは【ヒンメリ】と言って、公園内の随所で見ることが出来ます。
ヒンメリは北欧・フィンランドで産まれた、幾何学模様を立体的に編んだ伝統装飾品です。
もともとはライ麦の収穫後に、残った麦わらで作ったヒンメリを飾って、翌年の豊作や家族の健康を祈ったものと言われています。
クリスマスやお祭り、結婚式の装飾品としても親しまれ、『幸福のお守り』『光のモビール』とも呼ばれています。
総評
無料の市営公園ですので、規模は決して大きくはありません。
アンデルセン公園や、ムーミンバレーパーク・メッツァビレッジなどの有料テーマの様に、丸一日がかりで遊びに行くような場所ではありません。
過度な期待をもって行くと、確実に拍子抜けします。
午前中ちょっと子供を遊ばせたい、どこかに行く前に二時間くらい時間を潰したい・・・そんなニーズにぴったりの公園でしょう。
規模が小さく、建物がコンパクトにまとまっている分、親も体力を過度に消耗することなく、子供に少し変わった場所で短い時間を過ごさせてあげるには、ちょうど良い場所と言えるでしょう。